2009-06-25から1日間の記事一覧

知能という論理的位置付け

『知能』とは、はっきりしない実態のない概念である。時代や社会の状況に応じてもっとも相応しい意味を表すような柔軟性に富んだ概念である。学校での勉強については、「頭が良い」というが、「知能が高い」とはあまり言わない。 『スタンバーグ(1981)』の…

創造の世界への背景2・・フロイト

フロイトは18歳(1873)、ウィーン大学で医学部に進み、医学だけではなく興味をそそられるままに幅広い分野に関心を示した。それもあって卒業まで3年も遅れている。その後半はE.ブリュッケ教授(生理学)を「自分の出会った最高の権威」とみなし心酔した。…